今回は岐阜県高山市の落ち着いた街並の中で派手に輝く、崇教真光総本山にお邪魔しました。


崇教真光とは


前身は明治34年に教祖・岡田光玉が立ち上げた世界真光文明教団であり、のちに光玉の養女・岡田恵珠が後継者争いから昭和53年に分派独立し立ち上げたのが崇教真光です。
こちらも世界真光と同じく、真光の業という手かざしによるお清めが特徴。
現在は恵珠の養子、岡田光央が教祖となっています。


世界総本山

崇教真光の総本山は、岐阜県高山市にあります。
巨大かつ金ピカで、その上周りに高い建物も無いのでやたらと目立つ。
世界総本山と言うだけあり、全世界の信者が参拝に訪れます。
毎月行われる『月始祭』という行事になると、周辺の道路が信者が乗る大型バスで埋め尽くされる、いわゆる『真光渋滞』が起こるそうです。地元住民は大変ですね、、


いざ参拝
参拝には、特に予約などは必要ありません。駐車場に居る警備の方に受付を教えて頂き、階段を上って向かいます。

ちょうど紅葉の時期でとても綺麗でした
マヤ文明っぽい噴水
かっこいい柱

受付では氏名を記帳します。横には手を清める手洗い場もありました。
特に何か聞かれることもなくあっさり中へ。

中はとても広いホールで、沢山の人を収容できるようになっています。
内部は写真撮影禁止なのですが、お見せ出来ないのが本当ーーに残念!
とっても豪華なのです。
まず天井を埋め尽くす巨大なシャンデリア。前方のステージの土台部分は一面水槽になっており、大きな鯉がたくさん泳いでいます。我々は一階からで見えませんでしたが、ステージの床も一面が水槽になっていて、こちらもたくさんの鯉が泳いでいるらしい、、
ご本尊?の神殿は閉じられていましたが、周りにはリアルな草木や巨石があり、室内なのに不思議な感覚。天の岩戸をイメージしたものだそうです。

以前訪れた世界真光文明教団では手かざしを体験しましたが、こちらでは特に何もなく、総本山見学は一瞬で終わってしまいました。


光ミュージアム


しかし、崇教真光の楽しみ方は総本山だけではありません!
なんと本格的な美術館が併設されているのです。
総本山からは車で10分弱、マヤ文明をイメージしたという綺麗な美術館です。

規模も相当なもので、公式サイトでは中部地区最大級と謳われています。

収蔵品の中には葛飾北斎や横山大観、ゴッホにモネにピカソなどなど、超有名どころもたくさん。
何故かイチローのグッズや屋外には実物大の恐竜のレプリカもあり、新興宗教に興味がないファミリー層も楽しめます。

また、是非見て欲しいのがマヤのピラミッド。
岡田光玉氏は相当マヤ文明がお好きだったようです。せっかくなら総本山をピラミッドにすればよかったのに、、
高山の街に馴染むようにとの心遣いでしょうか?それでもだいぶ浮いていますが。

最後に歩き回って疲れたので休憩を兼ねて、映画を放映している部屋へ。
ここは光ミュージアムの中で崇教真光を感じられる数少ないスポットで、救い主・岡田光玉氏の輝かしい生涯をアニメでサクッと見られます。

以下内容↓
7人兄弟の中のたった1人の男児として生まれ、早くに父親を亡くした光玉。
日中戦争では中佐まで上り詰めるものの病気により戦線離脱を余儀なくされ、退役し事業を立ち上げましたが空襲により全てを失った上、莫大な借金を抱えます。
しかし光玉はへこたれること無く、建築会社に入社し持ち前の手腕を発揮して活躍します。
58歳のとき、高熱を出し生命の危機に陥った光玉は夢枕で神の啓示を受けます。
「天の時到れるなり。起て、光玉(こうたま)と名のれ。手をかざせ。厳しき世となるべし」
元々信仰心の篤い光玉は、その言葉を胸に受け止め、日本各地を行脚し手かざしによる神秘の力でたくさんの人々を助ける活動を始めます。
次第に彼を慕う人々が膨れ上がり、後に光玉は宗教法人 世界真光文明教団を設立、開祖となりました。
その後の人生も慈善事業や文化事業に捧げ、73歳でその生涯を閉じました。

要は不運な境遇や不幸な出来事にも負けず人助けをするうちに、神様から啓示を受け、人類への無償の愛で世界を平和へと導くみたいな話です。とにかく岡田光玉氏が良い人です。
"新興宗教教祖サクセスストーリー"が大好物の私は、とても楽しく見られました。
ちなみに隣の武徳智天居士はスヤスヤ寝てましたので、休憩にも最適だと思われます。



行ってみた感想


やはり歴史ある教団だけあって、建物も立派で関連施設も充実しており、さすがといったところです。
勧誘も全くありませんし、美術館も楽しめるので、高山観光の際は是非立ち寄ってみて下さい。


建築物 ★★★☆☆
規模  ★★★★☆ 
教え  ★★☆☆☆
独自性 ★★☆☆☆ 
勧誘  今回は無し
総合点 ★★★☆☆