茜光院釋尼優知です。
今回は武徳智天居士がどこからか見つけてきた、超本格派チベット仏教寺院「強巴林(チャンバリン)」にお邪魔しました。

チベット仏教って?

まずは日本の仏教とチベット仏教の違いから。
日本の仏教はインドからシルクロードや中国を経て6世紀頃に伝来したものであり、中国の思想や文化の影響を強く受けています。

一方チベット仏教は7世紀にインドから直接伝わっており、インド仏教の教えを忠実に受け継ぎました。
その頃インドでの主流は密教であり、チベット仏教も護摩・曼荼羅など密教色の濃い仏教となりました。
またチベット土着の宗教の影響から、自然神への信仰やシャーマニズムも取り入れられています。

主に四つの宗派があり、最大派閥はゲルク派。そのトップは世界的有名人、ダライ・ラマです。
他にはニンマ派、カギュ派、サキャ派があります。


チベット佛教寺院 強巴林

場所は名古屋市守山区。
看板も出ていますし、明らかに周りから浮きまくったやたらカラフルな建物なのですぐに分かります。



最初に目に飛び込んでくるのは異国情緒あふれるカフェ、パルコル。

一気に海外旅行感が高まります。

カフェの前に、寺院へと続く長い階段が伸びています。

特に受付などもないのでそのまま中へ。


すごい!日本じゃないみたい!
溢れ出る東南アジア感

中から係の人が声を掛けてくれ、お堂に案内されます。
本堂の中は残念ながら撮影禁止です。

正面には本尊・釈迦牟尼の仏像。
その周りをぐるっと仏像が囲っています。
四方八方がカラフルで目がチカチカする中、係の人が説明をしてくれました。
以下抜粋↓

・この寺院は世界遺産でもあるチベット最古の寺院「ジョカン寺」の本堂をそのまま再現して作られた。
・この寺の住職(ちなみに女性です)がチベットで修行をしていた縁で、ジョカン寺の最高指導者から経典を託され、日本でチベット仏教を広めて欲しいと言われた。
・この寺の建立もそれなくしては実現しなかった。
・こんなに本格的なチベット寺院は日本ではまず見られない。
・たくさん剥き出しで飾られている仏教画も、本来は美術館でガラスケースを通してしか見られないようなとても貴重なもの。
・海外からも、噂を聞きつけて参拝者が遠路はるばる訪れる。
・とにかくこの寺はスゲエ!

だそうです。宗派は前述のゲルク派とのこと。

二階の天井には大宇宙マンダラという代物があり、その下で瞑想をすると大宇宙の強大なパワーをもらえるそうです。す、すごい!
この寺を開いた大住職と、世界の名だたるVIPが一緒に写った写真コーナーもあります。

お寺自体はそんなに広くはありませんが、見慣れないものばかりで意外と見応えがありました。


倶利加羅不動寺

長々とお付き合い下さった係の方にお礼を言い、隣の寺へ。
そう、強巴林の隣には日本のお寺が併設されているのです。

ちなみに位置関係はこんな感じ。一つの敷地にチベット仏教と日本仏教が共存しています。

こちらは「本山 修験宗 別格寺 倶利加羅不動寺」という名前。名古屋唯一の修験道場で、滝行もやっているそうです。
強巴林と何の関係があるのかは聞いていないので不明…

仁王門をくぐり境内へ入ると、立派な本堂と、お社やお堂などがあります。

右奥には山を登る階段が。地図を見ると鎮守八幡宮と日本一の巨大さざれ石があると書いてあります。
私はもう暑いし疲れたのでリタイア。武徳智天居士一人で上まで登ってもらいました。
降りてきたので感想を聞くと、『素晴らしい!これは言葉では伝えられない!登った人にしか分からないよ!』と言っていましたが、多分嘘だと思われます。

暑すぎたので最後にチベットカフェパルコルに入り、アイスコーヒーで参拝を締めました。
チベットカレーやチベット茶など珍しいメニューもたくさんあったので、もし次回行くことがあれば試してみたいところです。

まとめ

とにかく異国情緒がすごすぎて、日本に居ながらにしてちょっとした海外旅行気分が味わえます。
カフェ以外は空調が効いていないので、真夏に行くとすぐに帰りたくなるため注意が必要です。


築物 ★★★☆☆
規模  ★★☆☆☆
教え  ★★★☆☆
独自性 ★★☆☆☆
勧誘  ★☆☆☆☆ 
総合点 ★★☆☆☆

それでは、よい宗教ライフを!